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ピーター・ハーマン

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C. Peter Herman

カナダの心理学者。食行動や自己制御に関する研究で知られ、トロント大学教授として活動。人間の食欲やダイエット行動の心理メカニズムを実証的に分析し、現代の自己制御研究に大きな影響を与えた。

特に、ダイエット中の人がなぜ過食に陥るのかという現象を研究し、厳しい制限が逆効果を生むことを明らかにした。

代表作
・食行動・自己制御に関する研究論文(Janet Polivy との共同研究)

主な概念
・抑制理論(Restraint Theory):食事制限がかえって過食を引き起こすという理論
・脱抑制(Disinhibition):一度の逸脱が制御崩壊につながる現象
・境界モデル:生理的な空腹・満腹と心理的制御の関係
・ダイエットの逆説:強い制限ほど長期的には失敗しやすいという考え

人間の食行動や自己制御は意志の強さだけで決まるものではなく、制限と反動の心理的メカニズムによって大きく左右されるという視点を提示した。

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